第5号 杲隣さん

東寺真言宗 寳金剛寺

無力を恥じております。

知り合いの若くて、将来のある三十歳代の青年が、一人ならず、二人も遺書を残して旅立ちました。地元経済界でばりばり活躍していた青年は、昨年会った時には前向きに事業に取り組み、そんな事は微塵も感じませんでした。その後いろいろな事情が発生し、自分ひとりで結論をださなければと思ってしまったのだろうと想像しております。

もう一人の青年には鬱の気があることを知らされ、外に連れ出し、滅茶苦茶に汗をかくことをしようと関係者と話をしておりました。しかし、こちらの勝手な都合で実現しませんでした。関係者ともっと緊密に連絡を取り合い、お寺の竹林や裏山に連れ出し一緒に汗を流せば良かったと悔やまれてなりません。
縁あって生まれるべくして生まれながら、自身で終止符を打つなんて酷すぎます。

庫裏が指定されました。

建立以来、二百十年を経ました庫裏が本年二月に国の登録有形文化財に指定されました。一般公開の方法は、今後決めてゆきます。

四国巡礼の日程が決まりました。

昨年五月に徳島県下二十三番札所までお参りする事が出来ました。本年は海岸線の長い高知県をすませ、愛媛県の四十三番札所までの三泊四日を予定しております。ご家族、ご友人、ご近所の方にお声を掛けて頂き奮ってご参加下さい。

お寺での通夜・葬儀について。

一昔前の通夜・葬儀はご自宅で行うのがほとんどでしたが、ご案内の通り近年は斎場で行うのが主流になっております。寺院によっては、絶対に行わないと仰る所もありますが、お寺では過去に何回も行っております。ご希望であればお声掛け下さい。厳冬・酷暑の折は難しいかもしれません。

お悔やみ申し上げます。

平成22年
11月30日 尾﨑タケ様  享年95 施主 尾﨑靜雄様
12月 6日 杉本忠史様  享年78 施主 杉本久子様
12月15日 脇山スエ子様 享年82 施主 脇山英雄様
12月27日 尾﨑周佐久様 享年80 施主 尾﨑アヤ子様