寳金剛寺について

寳金剛寺とは

國府津山 医王院 寳金剛寺(ほうこんごうじ)と号し、平安時代初期829年に創建されました。神奈川県指定重要文化財に指定される本尊地蔵菩薩立像は、藤原時代初期に造像。1178年には平清盛の嫡男である小松内大臣重盛公が妹君である建礼門院徳子の安産祈願を命じ、安徳天皇を無事出産したとのいわれもあり“帯解地蔵”とも称されます。その後も、後北条氏の祈願所として隆盛をきわめました。現在も、さまざまな祈願のために人々が訪れ、なかでも安産祈願や子宝祈願、良縁祈願には多くの依頼があり、祈願成就の声が届きます。新たなる人生の門出を迎えるお二人を、御仏がいつまでも見守り続けてくださいます。

多く寄せられる祈願

安産祈願・子宝祈願などが常によせられています。祈願の言葉が書かれた七枚の護摩木は、七週にわたって住職が修法する護摩供で焚かれます。

ロケーション

ロケーション

戦国時代に城下町として発展し、江戸時代には重要な宿場町として栄えた小田原。寳金剛寺のある国府津は、小田原駅から二駅に位置し、海と山に囲まれた静かな土地です。寺のかたわらには、時季になると蛍が集うほど清らかな小川が流れ、山門の内には広大な庭が広がります。箱根連山につながる山々、さらに向こうの富士山を借景とする敷地には、いずれの季節も花のあるように植栽され、四季折々の表情を見せます。都会の喧騒から離れ、美しい自然の中で挙げる厳かな華燭の典は、新郎新婦のお二人にとってはもちろんのこと、ご列席者の心にもいつまでも残るものとなるでしょう。

季節の植生

境内に植えられた千両。「千両、万両、有り通し」として金運に恵まれるとも言われ、お正月飾りにも使われるたいへん縁起の良い植物です。境内には花が楽しめるようにさまざまな植物が配され、春のしだれ桜や河津桜、初夏のつつじやあやめ、夏の蓮、秋の萩や紅葉、冬の梅…と、移ろう季節を感じられます。

仏前結婚式とは

ロケーション

仏前結婚式では仏教の考えである「縁」に重きをおいています。御仏のお導きにより、生まれる前から定められた「縁」のある伴侶と出逢えたことに感謝し、両家の親族に報告することが儀式の中心となります。そして来世までの夫婦の絆を誓い合います。また、「因縁」というように、二人が出逢うに至ったのはご先祖のおかげであったということに思いをやり、お互いの縁を大切にすることを認め合うという意味もあります。古くは自宅や菩提寺で執り行われていたということもあり、こまやかなおもてなしができるのが仏前結婚式の魅力です。

独特の儀式

式に先立ち、洒水や香によって清められた本堂で、ご親族や縁者などの列席者が見守る中、御仏とご先祖に結婚のご報告をします。戒師(僧侶)がお二人に念珠を授け、円満な家庭を築くことの誓いを求めます。