寳金剛寺

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建武古碑(小田原市指定重要文化財)

建武古碑

建武5年(1338)建立 寺の裏山中腹、旧墓地にあった板碑で平成20年に寳金剛寺境内の墓地の一角に移設されました。
板碑には、阿弥陀(キリーク)、観音(サ)、勢至(サク)の三尊を表す梵字が刻まれています。
このような板碑は鎌倉時代以降、武蔵国を中心に普及し、秩父の青石で造られた板状の石塔婆が典型とされていました。しかし、地方では石材の関係上、形・彫り方・意匠など規格を離れた様式が見られ、この板碑はその好例で、相模型板碑と呼ばれ手近な根府川石をそのまま塔婆に利用し豊かな地方色を表現しています。
建立の目的は主として死者の往生と仏果を本願とした浄土教信仰を示すものと考えられています。

宝篋印塔

宝篋印塔

境内には室町期の五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)、江戸期初期の地蔵仏など文化財として価値ある石塔類が数多く残されています。
写真左側の宝篋印塔は応永15年(1408)の銘が確認できます。

木造 舎利塔

五鈷杵

宝篋印塔がのちに舎利塔として転用されたものと思われます。塔身には金剛界の大日如来像が安置されています。
全体に良くまとまっており、部分の仕上げも入念で、細かく分解可能な各段の透彫や浮彫など精緻にできています。
近世の良質な工芸技法が窺われる貴重な寺宝です。明暦3年(1657)建立。

金銅五鈷杵

作風・保存共にきわめて良好で、彫と鍍金が見事な五鈷杵です。太造りで力強い点、張りがあって明快な点等に鎌倉時代の特色が窺われます。

銅造五鈷杵

本来の武器的な鋭利感を伝える稀少品です。中央杵・四鈷とも異様に細く、独特の曲線で表現されている貴重な寺宝です。
年代を推定する明快さに欠けるものの唐からの将来品と伝えられます。

 
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