寳金剛寺

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境 内
Temple grounds


春陽の梅花、初夏の新緑、秋の紅葉につつまれる境内には、山門、本堂、鐘楼、客殿、庫裡、稲荷神社等の諸建物が配置され、かつて中本寺であった面影を残しています。

境内


山門と五色幕

山門

年末年始、施餓鬼会、大法要の折に山門に掲げられる五色の幕が五色幕。真言宗では五智如来の色とも言われ、五つの智慧を表す色として知られています。
「白」は、大日如来を表し、全てのものが平等である事を知る智慧
「青」は、阿弥陀如来を表し、あらゆるものを完成に導く智慧
「赤] は、阿閃如来を表し、物事の本質を明らかにする智慧
「黄」は、宝生如来を表し、あらゆるものを差別無く見ることが出来る智慧
「緑」(黒)は、不空成就如来を表し、平等であっても夫々違うものである事を知る智慧
といわれています。



紅梅、白梅

梅林

この地を北条氏が治めていた時代、梅の実を兵糧用にするため城下に梅を植えることが奨励され、小田原は梅の名所と言われるようになりました。北条氏の祈祷所であった当寺にも多くの梅が植えられ、現在も境内には100本を超える白梅、紅梅が2月から3月に咲き誇ります。
そして初夏には梅干し作りです。お寺の梅干しは昔ながらの塩味がしっかりとしたものです。
季節を跨いで梅は3回楽しめます。花と香り、梅干、そして熟して落ちた甘酸っぱい梅の香り。産地でなければの楽しみです。


新緑の参道

参道

初夏、新緑の静かな参道です。
緑が濃くなるにつれ参道脇のあちこちで白い百合が咲きはじめ、9月にはこの参道は萩の花で覆われます。
そして秋が深まると銀杏の葉が落ち、ここは黄色一色に染まります。


鐘楼

鐘楼

11月中旬、鐘楼周りの木々が色づきはじめます。
現在の梵鐘は戦後再鋳造されたものです。寛文三年(1663年)、国府津護摩堂だった時代に鋳造された梵鐘は、先の戦争時に金属供出されてしまい、暫くは寺に梵鐘がない寂しい時代もありました。



墓地

墓地

梅林に沿って位置した墓地内には室町期の五輪塔、無縁塔、文化財の古碑などがあり長い歴史に守られた静かで心落ち着く環境です。小田原の街並みの向こうには箱根山、そして季節ごとに移り変わる富士の姿が望めます。


石仏群

石仏群

境内の片隅には室町期の五輪塔や江戸初期(慶安、寛文年間)の石仏群があります。様相はそれぞれですが3基とも右手に錫杖を持つ地蔵菩薩です。


宝物収蔵庫

収蔵庫

重要な寺宝を収蔵する宝物庫です。春は梅花、秋は紅葉につつまれます。昭和60年9月に落慶供養を行いました。
通常時は非公開です。2年に1回の公開時にはHP等でお知らせいたします。

 
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