秘仏本尊 地蔵菩薩
大師は「教えは法で表しつくせないので図像で示す」と申されました。
ご紹介する寺宝によって、大師の教えへの関心が高まるなら、
当山としてこれに過ぎる喜びはありません。
ご紹介する寺宝によって、大師の教えへの関心が高まるなら、
当山としてこれに過ぎる喜びはありません。
秘仏本尊 地蔵菩薩
大師は「教えは法で表しつくせないので図像で示す」と申されました。
ご紹介する寺宝によって、大師の教えへの関心が高まるなら、 当山としてこれに過ぎる喜びはありません。
ご紹介する寺宝によって、大師の教えへの関心が高まるなら、 当山としてこれに過ぎる喜びはありません。
本 尊
Principal Buddha Statue
秘仏本尊 地蔵菩薩
Secret Statue JizoBodhisattva
県指定重要文化財。像高49.9cm。一木造、彫眼、唇に朱をさしただけの素木(しらき)仕上げ。
当山の秘仏本尊です。台座内の納入銘札によれば、平重盛が一国に一体宛て建立した内の一尊とされております。
この地蔵菩薩は寺伝によると、平清盛の嫡男であった平重盛が妹君の建礼門院徳子(高倉天皇の皇后)の安産(子は後の安徳天皇)を祈願した際、当尊の御腹へ帯を結んだと伝えられております。
これ以来、帯解地蔵(おびとけじぞう)とか子易地蔵などと呼ばれ、当地方において昔から安産祈願の信仰が根強く伝わっております。
たいへんな古仏で総体に平安中期様式が認められます。実際の造立は藤原初期頃と考えられております。
光背頂上部の龕(がん)に置かれている総高8.7cmの如意輪観音の小像も地蔵尊と同じく平安中期様式の優れた藤原仏であり、単体で重要文化財に指定されております。